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2020年4月30日(木)
タワーマンションを「買うべき」といえる3つの理由
都内を中心に、地方都市にも次々に建てられるタワーマンション。実は、タワーマンションを購入することで、単純に住む以外にもオーナーが様々なメリットを享受できます。本記事では、タワーマンションを買ったほうがいいといえる理由をまとめました。
タワーマンションとは? まずはおさらい
タワーマンションという言葉自体には、法的に定められた基準はありません。
一般的には高さ60m以上、階数で大体20階以上のマンションをタワーマンションと呼びます。ゲストルームやスポーツジム、プールなどの設備の他、クリーニングサービスやコンシェルジュサービスなどが充実しているところもあるのが特徴です。
例えば、以下のような物件があります。
・ワールドシティタワーズ
築年:2005年
規模:地上42階 地下2階
総戸数:2090戸
最寄駅:東京モノレール 天王洲アイル駅 徒歩6分
・芝浦アイランド グローヴタワー
築年:2006年
規模:地上49階 地下1階
総戸数:833戸
最寄駅:JR 田町駅 徒歩8分
・中目黒アトラスタワー
築年:2009年
規模:地上45階 地下2階
総戸数:495戸
最寄駅:東急東横線 中目黒駅 徒歩2分
大半の物件が好立地なこともあり、高層階なら一部屋が1億円を超えるような物件も珍しくありません。
どのような人がタワーマンションのオーナーなのかというと、まずは経営者などの富裕層。ほかに、海外の投資家やファンドがオーナーであるケースも多いです。
また、収入が多くてもローンの組みづらい、夜の仕事で成功した人が購入しているパターンもあるようです。
タワーマンションを買うべき3つの理由
タワーマンションには、単に住み心地がいいという以外にも保有するメリットが存在します。
タワーマンションを買うべき、といえる理由について説明していきましょう。
買うべき理由①最高の居住空間
既に述べたとおり、タワーマンションには豪華で設備のいい物件が多いのが特徴です。
資金があって良い家に住みたい、という人が自分で住むのが、最もメジャーな購入理由です。
また、特筆すべきは資産価値の落ちにくさだと言われており、便利な立地でメンテナンスも行き届いているタワーマンションは売却の際に高価格が付けられることが期待できます。購入のタイミングによっては、中古で買った人が売り抜けるときに利益が出たという情報も入っているのです。
ライフステージに合わせて家を住み替えながら生きていきたい人にとっては、格好のマイホームかもしれません。
買うべき理由②相続物件として且硫黄
多くの資産を持つ一族にとって、相続時にかかる相続税は悩みのタネ。何も対策せずに相続しては半分以上が税金で取られてしまうパターンもありますし、資産の大半が持ち家である場合は、相続人(継ぐ側)が相続税を払う原資がないといった状況も起こりえます。
しかし実は、タワーマンションの購入には相続税を大きく減少する場合があるのです。これは、タワーマンションの持つ高層階の眺望などのプレミアムが相続税を計算する際の評価額に含まれないため。購入した額を現金で持っているのよりもずっと相続税が安くなるのです。
ただ、相続目的でのタワーマンションの購入でには、気をつけるべきポイントがあります。
その仕組みと注意点については、以下の記事を参考にしてみてください。
コラム「ギリギリの対策で大幅な追徴課税!タワーマンション節税の闇」
買うべき理由③投資商材とする
誰もが住みたいタワーマンション……つまり、そこには賃貸の需要もあることになります。
収益物件として購入して賃貸に出すのも、タワーマンションの活用法です。
借り手として多いのは大手企業のサラリーマンや経営者のほか、外資系企業の日本駐在員や海外の政府系機関の従業員からも人気があるようです。
ただし、戸数の多いタワーマンションは希少価値が出づらく、思ったほど入居者が埋まらないケースもあることには注意が必要です。
また、もともとの購入額が高いだけに、高利回りを得ることは難しいという指摘もあります。投資用物件として購入する場合は好立地のタワーマンションだからと飛びつかずに、物件をよく吟味したほうがいいでしょう。
必ず出口戦略を意識して買うこと
以上のように、タワーマンションを購入することはオーナーに様々なメリットをもたらします。
ただし、注意したいのは、いずれの目的で買うのにしても必ず「売るとき」を計画に入れること。タワーマンションは次々に新しい物件が建てられており、長く持っていればその分、価格が大きく下がるリスクが高まってしまいます。
長く持つものではないと割り切って、明確な目的を定めて購入することが望ましいでしょう。
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著者紹介
不動産投資塾編集部不動産投資塾編集部
投資への関心が高まる中で、高い安定性から注目を集める不動産投資。しかし不動産業界の現状は残念ながら不透明な部分が多く、様々な場面で個人投資家様の判断と見極めを要します。一人ひとりの個人投資家様が正しい知識を身に付け、今後起こり得るトラブルに対応していくことが肝要です。私たち一般社団法人首都圏小規模住宅協会は、投資用不動産業界の健全化を目指す活動の一環として本サイト「不動産投資塾新聞社」を介し、公平な情報をお送りいたします。