不動産投資の最新動向
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2021年12月22日(水)
株式投資と不動産投資はどっちがいい?――初心者は不動産投資が絶対おすすめ!
「投資を始めたいけど、大損はしたくない!」 という人に根強い人気があるのが株式投資と不動産投資。
手堅い投資法として初心者が始めやすいのが人気の理由です。
とはいえ、メジャーな投資法だからといって誰でも成功できるとは限りません。
投資初心者が少ないリスクで手軽に始められるのはどちらか解説します。
「株式投資」の仕組みは?
株式投資とは、企業が発行する株を購入し、その企業が出した利益の大きさに応じて配当金、株主優待、キャピタルゲイン(株式の値上がり益)などを受け取れる投資方法。
株式は証券会社に口座を開くことで、比較的手軽に購入、売却することが可能です。
「不動産投資」の仕組みは?
不動産投資とは、アパート、マンションなどの収益物件を購入し、その家賃収入(インカムゲイン)または値上がり益(キャピタルゲイン)を狙うもの。
一般的な収益物件は、数千万円以上と高額ですが、その資金の多くは金融機関からの融資で調達し、賃料収入によって返済します。
また、家賃の回収など実質的な管理業務は、管理会社へ委託することもできます。
「株式投資」のメリットとデメリット
メリット①:短期間で利益を得られる可能性がある
株価は常に変動しています。そのため買ったその日に売買する(デイトレード)ことで利益を得ることも可能です。
メリット②:手軽に始められる
株式投資は証券会社に口座をつくってしまえば、すぐに開始できます。
しかも通常の株式であれば数万円程度から購入可能。
メリット③:流動性が高い
株式は証券会社を通じて簡単に取引きできます。
デメリット①:短期間で損をする可能性がある
値動きが激しいということは短期間で損をする可能性もあるということ。
また、いくら多額の資金を費やして株式を保有しても、発行した企業が倒産してしまえば価値がゼロになることもあり得ます。
デメリット②:幅広い情報収集が必要
株価は企業の経営状態だけでなく世界情勢など多種多様な条件で変化します。
株式投資で勝ち抜くためには、常に幅広く情報をチェックしましょう。
「不動産投資」のメリットとデメリット
メリット①:毎月安定した収入が得られる
ほとんどの人にとって家賃は「毎月支払うのが当たり前」のお金です。
また、景気が悪くなったり、物価が下がったりしても家賃相場に影響することはあまりありません。
つまり、家賃は非常に安定的な収入といえます。
メリット②:ほとんど手放しで運営できる
家賃の回収から掃除、クレーム対応など収益物件を運営するうえで、自分でやらなければならないことがたくさんあります。
特にビジネスパーソンなど、本業を持つ人が大家業を行うのは大変でしょう。
しかし、専門知識を持った管理会社にすべての業務を委託すれば、ほとんど手放しで運営することができるのです。
メリット③:レバレッジ効果を利用できる
不動産は、金融機関が購入資金を融資してくれる数少ない投資手法です。
場合によっては年収の10倍の資金を借りることもできます。
例えば、初期費用が100万円しかなくても5000万円の収益物件が買える場合もあるのです。
このように少ない自己資金で大きな投資ができることをレバレッジ効果といいます。
デメリット①:投資金額が大きい
一般的な不動産投資を行うには、少なくても数千万円の資金が必要です。
この金額だけ聞くと、投資対象の選択肢に入れない人もいるでしょう。
しかし、資金の大部分は融資によって賄えますし、その返済は家賃収入からできるので、リスクは高くないといえます。
デメリット②:空室の可能性
比較的安定している家賃収入ですが、空室になってしまえば1円も入ってきません。
その対策としては、空室になりにくい好立地の物件を買いましょう。
また、客付けの得意な管理会社をパートナーにすることも重要です。
デメリット③:災害の可能性
日本は災害大国です。いつどこで大地震や水害が発生するか分かりません。
災害に強い立地を選ぶ、地震保険に加入するといった方法で災害リスクを回避しましょう。
初心者は不動産投資がおすすめ
以上のように株式投資、不動産投資のメリットとデメリットを紹介しました。
しかし、初心者にとって株式投資のデメリットを回避するのは難しいでしょう。
幅広い情報収集にはそれなりの時間と知識が必要だからです。
そしてなにより株式市場は、機関投資家などのプロ中のプロが動かすハイリスク・ハイリターンの世界。
素人が勝ち続けられるほど甘くはありません。
一方で不動産投資は、ミドルリスク・ミドルリターン。
オーナー自身にあまり知識がなくても、プロ中のプロである管理会社をパートナーにすれば、成功の確率はグンと上がります。
また、ほとんど手放しで運営できるところも魅力でしょう。
したがって、投資初心者が資産運用を考える場合は、株式よりも不動産投資をオススメします。
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著者紹介
不動産投資塾編集部不動産投資塾編集部
投資への関心が高まる中で、高い安定性から注目を集める不動産投資。しかし不動産業界の現状は残念ながら不透明な部分が多く、様々な場面で個人投資家様の判断と見極めを要します。一人ひとりの個人投資家様が正しい知識を身に付け、今後起こり得るトラブルに対応していくことが肝要です。私たち一般社団法人首都圏小規模住宅協会は、投資用不動産業界の健全化を目指す活動の一環として本サイト「不動産投資塾新聞社」を介し、公平な情報をお送りいたします。