BOOK

超悲惨な事件に学ぶ、
不動産投資大失敗のどん底から這い上がる極意

2018年4月、不動産投資家たちを震撼させるニュースが報道されました。

当時、不動産業界で話題になっていた、投資用物件である女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を販売するスマートデイズが、東京地裁より民事再生手続きの棄却を受けて破産。
その後、「かぼちゃの馬車」に多額の融資をしていたスルガ銀行による不正が発覚。

本来は不動産を購入できるはずもない収入のサラリーマンたちに、無理な貸付を行っていたことが明らかになりました。

この事件で高額の借金を負ったサラリーマン大家や投資家は、実に700人以上。被害総額は1000億円を超えるといわれています。

汗水垂らして稼いだ給料が搾取され、億を超える借金を数十年にわたって、返済し続けなければならない――
それはまさに〝地獄〟です。

そして実は、身の丈以上の無理なローンを組まされ、「かぼちゃの馬車」のような失敗物件を売りつけられている不動産投資家は数多く存在します。「かぼちゃの馬車事件」は、氷山の一角に過ぎません。

輝く人生を夢見て不動産投資を始めたはずが、業者たちの餌食になっていつしか融資地獄に落ち、借金返済に明け暮れる悲惨な人生を送る……そのような窮状は打破しなければなりません。

本書では「かぼちゃの馬車事件」を教訓として、不動産投資の失敗要因を読み解きます。
窮地に陥る前に打てる手立てから、首が回らなくなったときの対処法まで、法律や不動産関係の難しい専門用語は使わずに、実践的な救済策をわかりやすく明かします。

月々の出費を見ない振りをしたり、人生を諦めて命を絶ったりしてはいけません。
正しく手を打てば、借金地獄から抜け出すこともできるのです。

本書が途方に暮れている読者の“希望の光”となれば、著者としてこれに勝る喜びはありません。

 
埋まらない空室、度重なる修繕、重いローンの負担……。
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