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不動産投資体験記とこれから始めるかたへ

目次

不動産投資を始めたきっかけ

私は不動産投資を始めようと思って始めた訳ではありません。安定したインカムゲイン(配当収益)を得たいと思った結果、不動産投資に行き着きました。私は地方に住む一般会社員です。人生100年時代、老後の年金はもらえるかわからない、銀行の利息も低い、そんな中、お金に少しでも働いてもらおうと思ったことが投資のきっかけです。

そんな中で出会ったREIT

そうは言ったもののどうやってお金を安定して増やそうかと考えて、とりあえず証券会社に口座を作りました。今はマイナンバーがわかるものと本人確認書類さえあれば無料で簡単に作れます。しかし、株式は大きな損をするのは怖いし、投資信託もたくさんあり過ぎてどれを選べばいいかわからない。どうしようかと途方に暮れていたところ、証券会社のホームページや様々な情報に触れあうなかでREITに出会いました。

REITとは

REIT(Real Estate Investment Trust)とは、不動産投資信託と呼ばれ、投資信託ですが取引所に上場しており、株式のように証券口座を持っているかたなら誰でも買付することが出来ます。買付した皆さまのお金を集め、ビルや商業施設等の物件へ投資し、そこから得た収入を投資者のかたへ、還元する仕組みとなっています。私は不動産知識もあまりなく、詐欺等にあったらどうしようと思っているいたこともありましたが、REITなら取引所の厳しい審査基準をクリアし、公共性のある金融商品ですので、そんな心配なく投資の第一歩を踏み出すことが出来ました。普段、使っているような施設や、CM等で見る物件にも間接的に投資することが出来るのも、私がREITに投資した理由です。

なぜ、REITなのか?

多くある金融商品の中で、なぜ、私がREITへの投資を選んだかにはいくつか理由があります。まず、ひとつ目は、比較的、安い資金から始められることです。銘柄にもよりますが多くのREITは数万円~数十万円から始めることが出来ます。一度に、たくさんの資金を投資するのは怖いと思っていたので、まずは、一口から始めてみました。ふたつ目に、高い配当利回りです。私の選んだ銘柄は年率で投資金額の5%近く配当金が出ました。株式のように値動きはありますが、値段が下がれば追加で買付し、平均取得単価を下げ長期投資をするつもりです。預金にしていても、今は5%も利息が付きませんからね。最後は、今の日本の金利情勢を考えてです。REITの価格は金利と大きく関係があります。詳しくは後述しますが、日本の金利(預金の利息と読み替えても良いです。)が低ければ低いほど、配当利回りの高さから投資妙味も増し、REITの運用成績も良くなるのです。

マイナス金利下でのREIT運用

ご存知の通り、日本は今、マイナス金利です。預金利息を下げ、貯金を投資資金へ促すという政策ですが、その中で、年率数%のREITというのは投資妙味があります。先ほど、金利が低ければ低いほどREITの運用成績が良くなるといった理由を説明します。REITはビルや商業施設等、規模が大きな不動産を運営している銘柄が多く、借入金がで運営している場合が多いです。なぜなら、企業も上手くいくかわからない施設をいきなりすべて自己資金で買うことは考えにくいですよね。また、バランスシート上、不動産をすべて自己資金で買ってしまえば資産として計上しなければなりません。借入金があれば、その分、負債が多くなるので、払う税金が少なくなります。よって、REITは借入金とは切っても切れない関係なのです。そして、現在のマイナス金利では、金利と名の付くものの利率は低く、普通預金の利息も低いですが、借入金の利息も低いのです。つまり、借入金返済費用が安く抑えられるため、借入金の多いREITには有利に働くのです。

日本の不動産投資経験を経て

前述の通り、日本への不動産投資をし、結果から言うとまずまずの成績でした。現在も何銘柄か保有していますが、安定したインカムゲインを得られています。次の投資先を探っていると、米国のREITが目に入りました。米国は継続して利上げを行っているので、REITの価格が安く、長期投資を前提に買付しました。同時に、先進国ばかりで片寄るので、アジアの新興国REITが中心に組み込まれた投資信託も買付しました。結果は、すべてのREITは大きく値動きすることなく、安定しています。会社からの給料プラスREITの配当金で現在は生活をしており、投資前より豊かな生活を送れています。

不動産投資の注意点

良いことばかりを書いてきましたが、不動産投資にはもちろん、リスクがあります。REITは株式同様、価格が刻一刻と変わる商品ですので、値下がりした場合は評価損となります。また、投資対象の建物に耐震偽装等の不正が発覚したり、REITの運営会社自体の不正もあるかもしれません。また、海外のREITには、為替ヘッジをしない限り為替リスクが伴います。その他にも新興国で政治や経済が安定していない国では、予想外に換金出来ないこともあるかもしれません。投資の前には、商品がもつリスクをしっかりと理解し、わからないまま投資することは絶対に避けてください。

まとめ

不動産投資は長期で少しずつお金を増やそうと思っているかたに向いています。私は日中は仕事をしていて、一日中、投資のことを考えることは出来ません。投資をしたら、ある程度は放っておいて良い商品を投資対象としました。不動産投資は怖いものではなく、健全な資産形成の一環です。私は不動産投資をして良かったと思いますし、これからも続けていこうと思います。不動産投資を始めようと思われているかたが居れば、一日でも早く行動に移すことをおすすめします。一般的に投資期間が長ければ長いほど利益は出やすいとされています。投資期間も立派な投資価値ですよ。

著者紹介

FAGA
FAGA

金融機関勤務の会社員、投資歴は十数年でこれまでに様々な金融商品に投資をしてきました。株式、投資信託、債券、そして、不動産からFXなどなど。そんな中で培ってきた知識を少しでも、投資を始めようと思っているかた、また、実際に投資をしているかたのお役に立てられればと思っています。たくさん勉強して、くれぐれも投資は自己責任で!

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